昨夜、久しぶりにお越しいただいたお客様からお土産をいただきました。
「お正月のお菓子にどうぞ」ですって。
お心づかい、ありがとうございました。
そのお菓子「宝達」(ほうだつ)っていうんだ。
金箔が飾りにあしらわれていて、お正月にピッタリだね。
素敵だよ♪
お家に持って帰ってしおりを読んでみたよ。
このお菓子を作っているのは石川県金沢市にある
「森八」さん。創業388年の和菓子の老舗だよ。
私、知らなかったんだけど、
ここで作られる「長生殿」っていうお菓子は、
新潟県長岡市の越乃雪、島根県松江市の山川とともに
日本三大銘菓なんだって。
茶道に添えられる茶菓子として発展した和菓子なんだね。
「パクッ」て食べるのをやめて、煎茶を急須で入れて、
お皿に置いて、写真を撮って、いただきました。
小豆の餡はもちろんだけど、皮がおいしい。
ちょっとしんなりしていて、糖蜜が練り込まれているのかなぁ。
お上品な甘さの中に、力強さを感じたよ。
茶道で学ぶのは「人をもてなす心」だって、高校時代、授業で習ったことがあるんだ。
「人をもてなすときに表れる心の美しさ、お茶を点てる側も、いただく側も学ぶ」んだって。
「おもてなし」って一方通行じゃ成立しないよね。
お相手(お客様)がいて、はじめて「お・も・て・な・し」だもん。
へへへ。
今日、この和菓子をタンポポにも持っていきますね。
お客様をもてなす心で、お茶といっしょにお出ししますね。
〔29 December, 2013〕
↑この写真はNEVERまとめ「日本三大銘菓」より抽出しました。
http://matome.naver.jp/odai/2136903339951137901